2008-01-01から1年間の記事一覧

2008年読んだもの

◆1月20日〜 <本> ヘンリー・ダーガー 非現実の王国で 水中都市・デンドロカカリア/安部公房 ぼくの・稲荷山戦記/たつみや章 くっすん大黒/町田康 星へ落ちる/金原ひとみ 屈辱ポンチ/町田康 自分‐このふしぎな存在/鷲田清一 好き?好き?大好き?/R・D・レ…

「わたしたちはみんな諦めたくないだけだ諦めたくないだけだ諦めたくないだけだ」 そう歌うバンドをやりたいな みんなそうか

「お前の目に映っているわたしというのがわたしであってわたしは誰の目にも映っていないなんてことはないと誰が言えるか

?」。むかしのメモ

水色の学ランを着た男の子たちが、新宿や渋谷といった繁華街で幅をきかせている。自分の学校でもちらほらと見かけるので、どうやらうちの生徒らしい。 小学生のころ仲のよかった女の子の弟のnがその組織の構成員になっていて、わたしは乱暴で力の強い彼に、…

夢の二

中国へゆく。 日本語がすごく通じる。 USBメモリを中国価格で売っている店で、強盗に人質にとられながら、すごくおいしい担々麺を食べる。 汁まで飲み尽くした。

大長編アクションもの

わたしは平気だった

寒い中、うちへ帰ってくると人指し指の付け根にきれいにまるくひびがはいっていました。 次の日、出かけて帰るとひびはいっそう深くなっていて、風呂に入るととうとう指は取れてしまいました。 でも中指がすぐに人指し指の代わりになったので、わたしはぜん…

鳥とmwjhkんm。

休みのfと電話する。風呂の中にいるらしくて、僕はすっごくふやけてる、溶ける、溶けて消える、それで最後に、僕の電話を持っている手が溶けて、電話が浴槽に沈んでいって、君の僕を呼ぶ声だけが、響くのであった … とかfはほざいていた、そこには何か誤魔化…

わたしはいつか刺されるか妊娠するだろう

『チワワちゃん』のように? 身近な男性二人からの予言というか忠告、全くそうだと自分でも思う。 実際はそんなにドラマチックでもないんだろうけれど。 「 さんはー、ちょっとおかしいから、しかたないよねー」とは学校の女の子の言葉でそれが端的になにも…

わたしはきのこ

ごはんをおいしくたべていたいだけ 春、そそのかされて真夜中スポーツ刈りのように短くして以来、伸ばした髪が丸いかたちに影をつくるようになった。 もっと伸ばすつもり。 生活の匂いをまとわりつかせて髪が伸びる。

!

あと二日かそこらで長いこと付き合いのある友人と同じ教室にいたりすることも最後になるけど最後に何かするよりもこれまでの特別な思い出のない抽象的な学生生活が、わたしや彼女の中で思い出されればいいなと思う、だいたい忘れてしまうだろうけど。カイロ…

体を折って、机に伏せて眠ると、血流のゆきかたによっては死んでしまうことがあると聞いた。 わたしはよく授業中眠る。 中学生の終わり頃は、6時間中の4時間を眠っているようなことはざらだった。体育の授業も体育座りをして抱えた膝に頭をつけて、話を聞く…

六十一

駄目になると分かりながらそれを待つ話の一

帰り道の途中に、たぶん蝶かなにかのさなぎがいて、さいきん毎日様子を見ていた。 この寒い時期、薄い乾いたような皮いちまいで、頭のあたりと尻だけ、糸でネットにくっついているさなぎはいかにも頼りなかった。だいたい、蝶のさなぎがこの時期にいること自…

七十五日

今になって、眠りに落ちかかると鼻から喉に管を通される感触が克明に思い出されて、それを恐れて寝づらい、点滴を打たれた腕がどうしてか、まだ痛い、何もたいしたことでもないのに、自意識過剰みたい、生活までまるきり二次創作にしたくない。

日曜

たぶん文学フリマの会場にあとすこし居れば、ここのつながりで知っているような方々何人もと会うことが出来たのだろうと思うけれど人が多くて、軽くサークル一覧を見ても興味をひかれるものもなくてすぐに出てきてしまった、コミケだと、たとえばカタログで…

とかげ

夜になると家々もその色、暗がりに蒼然とさせて眠るような感じ、家へむかう途中の坂道は街路樹の緑と街頭の光のぽつぽつあるのだけ等間隔に据えつけられてあってすっとくだってゆく。立ち歩くひとは全然いない、一年くらい前か、この坂を下った先にある大型…

どこまでいっても自分におっかけられる

この間みた夢の中のセリフ

「たすけて!しだわなく!のんしゃらんと、さしあたり生きるにあたってシャツを着ていたい!」 こういうメモだけ残っていて意味がわからない。 一時期よく夢の内容を書きつけたりしていたけれどさいきんは言語化できない夢が多い。

「けっきょく二次元の世界からお話の世界からわたしもあなたも抜け出せていないだけじゃないですか」

ドラマや映画の筋書きがたぶんその元となっている現実に取って代わって括弧つきの「現実」としてそこに鎮座している、いくつもの個々の経験がありがちなひとつのお話に集約されてそれがまた複数の生活に還元されてく、だからなんだっていうんだ?そんなこと…

日常に根差す

fにもらったBest world music100がとても良くていろいろとはかどる。生活にのっとった音楽がやはり好きだな。 化粧をしていない顔としている顔との間に大きい隔たりがあって自分を同じ人間だと認識できないので自分の顔がわからない。証明写真のうまくとれた…

生活

「萌え」は「決して手に入らない対象を設定して欲望をそこへ向けることで失望するのを避け続けること」だと思う、わたしは恋愛などをする前にそういうことをやりすぎて手に入らないものしかほしくなくなっちゃったのじゃないだろうか。とか話をする。タイミ…

オドン・ド・クリュニー

「肉体の美しさは、ただ皮膚にあるのみだ。もしも人間がボイオテイアの大山猫のように、皮膚のしたにあるものを見ることができるならば、誰もが女を見て吐き気を催すことになろう。女の魅力も、じつは粘液と血液、水分と胆汁とからできている。いったい考え…

ねえ、あたまをよくしてください

女性は男性のように自慰で一区切りつけられないから不便だ、かなしい。卑屈なこころもやるせない切ないこころも男の人は精液にして一段落つけられるのではないだろうかと思う。都合の良い妄想? 都合が良いというのは必要があるということとは違うの? わか…

おもえばとおく千里眼

ポニョ、みんな、だーいすき!

もうだめになっちゃったよ、という方が都合良くてらくちん!だからだめになったふりして眠る。

なんだみんな自分で自分に引導を渡しやがって!お前のことだよ!!!

私だってほんとはそうしてしまいたい

救われる)

んなことあるわけねーだろ!ばーか!待つだけ無駄!

くちのにおい

わたしのちいさいかたい歯で いつかちいさく噛んでみたい ときどきみがくの忘れるけど

金木犀が雨に濡れてよく匂うので、押し花にしようと思った。 ちいさな十字の花をそえて、手紙を出してみようと思った。 部屋には広辞苑があって、押し花を上手につくることができる。 (岡崎京子と大島弓子の読み過ぎのような感じもあるが、元からこういう性…