夏に、今の交際相手の実家へ挨拶にゆく。

月収22万円新聞

ざまあみろ、と、わたしは言ってやるんだ。 ざまあみろ、きちんと、ひとりで生活できるくらいの金を稼げる24才になってやったぞ、と。 わたしをキチガイだと言ったひとたち、 社会に出るのは無理でしょうと言った精神科の先生、 大人になるまで生き延びられ…

髪をやさしく撫でて、やさしく抱きしめてくれるようなひとをずっと探している。 そうされて私のこころが満たされるようなことがあるとすれば、それは生身の人間ではなくて、わたしも生身の人間ではなくなった時だろう。 私の髪だって実際、ごわごわしてひっ…

はこには

好きな相手の左頬には小さく連なったほくろがある。 それに気が付いたのは顔を近づけるような付き合いになってからだ。 わたしはそれを星座に似ていると思う。 ほくろに意味は無い。だからわたしの星座にしたっていいはずだ。 (もっと言えば星座にだって意…

アイドル

ときどきあたまの中で、17才のときの友だちのことを考える。話しかける。 もう彼の声も言葉も覚えていないのに。 もっと言えば顔なんて直接みたことさえ無い。 この場所でやりとりしていた友だち。 しゅうちゃん、きみがいたらなんて言うの? 本当は今もどこ…

東急電鉄の渋谷駅には天下の渋谷駅構内であるというのにひとの全くいないだだっ広い空間がある。ひとの行き交う表通りをちょっと入ったところだ。もちろん立ち入り禁止の区域などではなくて、立派な公共空間なのだけれど、拡張されたばかりのダンジョンのよ…

なんでそんなオルタナキッズみたいなズボンはいてるんですか?

オーディオの好きなひとが、スピーカーによる音の再現性のちがいについて話をしてくれた。 わたしにとってはちんぷんかんぷんだったし、実際そういう顔をしていたらしくて、興味なさそうですね、と言われてしまったけれど、概念がちょっと理解しづらくて考え…

高円寺にいる女の子はむかしいじめられてたから僕にも優しい

晩年のヒロくんそっくりの髪型、風貌になってしまった。死亡フラグかな。 わたしが死んでも歌は残る。

逃げないから、逃げないでね

って言われたからよっかかったら逃げられちゃった。わたし見た目以上に重いの。身体も中身も。 はてなダイアリーはたぶん十三歳か十四歳くらいの頃から書いていて、アカウントを分けたり恋人ができたり成人じゃないと怒られること書いて学校に通報されてアカ…

20100730

草原は深くわたしたちは夜を泳ぐ星のように草を渡り 手を結ぶようにして絡まる草の真似をしてとっくみあい ちいさな雨のような声を立て、ずっと笑い通し いつかどこかへ忘れてきたわたしたちの小さな骨は散り散りのばらばらになってしまったから わたしたち…

安酒みたいな幻想がわたしにはいつでもとても似合って、みんなの安い幻想引き受けてきたけどもう年貢の収めどきだね、本当は誰もわたしに幻想など求めていなかった、ひとり、ひとり自分という自分に死ぬまで付き合ってくれる観客の前で踊り続けていただけだ…

あなたのビート

不完全ゆえに、自身の寄る辺なさを度外視してかかわることのできる安全ないのちのかたちというものがあるとしたら、それはたぶんわたしの姿であると思うし、それを映したあなたの姿でもあるのだと思う。失礼な物言いかもしれないけれど。

再び、ヒロくんについて

元野狐禅の竹原ピストルさんの歌の話になり、「なんだかこわい歌を歌っていた」とひとが話すので、どんな歌?と訊いて、「例えばヒロ、お前がそうだったように」という、題名もそのままにヒロくんの歌が歌われていることを知った。 ヒロくんについてはここだ…

アナログで言葉が出てこないので覚書。 わたしの、性的な行為をすることと、ライブハウスへ通うことには、共通点があって、どちらも苦しみにしかならないのに、9の苦しみと1の楽しさがあるから、惰性で続けてしまうのではないかということ。 思えばどちらだ…

わたしの神田川

廃墟と化しているここだから書くけれど。始まれば終わるということについて。 気を許すと、方言になることがあって、それは気を許すということだけでなく、甘えを多く含んだ時に、子供のころ夏休み通った父の単身赴任先の関西弁と、初めて付き合った男の子の…

痩せっぽっちのロック

好きな子に会うときは、太って大きくなってしまった胸を、痩せていた頃の小さな下着に押し込める。わたしは好きな子の前では、痩せっぽっちで予定調和に倦んでいた、16才のままでいたい。 だから、21才以上がもらえる煙草のサンプルを吸っていたら、「君21才…

痛いのだけ欲しいの

知らない路地 ひとりでは歩けない 夏が盛りを過ぎて 黄昏る暇もない 緑の葉はしおれて夢もみないし 甘い憧憬は不幸だ 痛いのだけ欲しいの のびてほしい髪 土がやわらかい 痛いのだけ もっと欲しいの

ドラマチックみたい

選ばなかった未来が輝いて見えるけど、それはたぶん選ばなかったからで、選んでいればきっと文句ばかりだっただろう、憧れることができることの方が幸せだ、きっと。

2012年ライブ記録

◆1/9 新宿motion サーティーン/壊れかけのテープレコーダーズ/ゲスバンド あまり覚えていないけれど新年初ライブだったようだ、いいものみた、と記してあった。でも覚えてないよ。 ◆1/25 新宿URGA TOKYOSWING 壊れかけのテープレコーダーズ/うみのて/デロッ…

はたちすぎたら僕って言えなくなったよ

@おぴんぽんまん 生き延びたよ、21だよ、はたちすぎたら僕って言えなくなったよ、20キロ太ったよ、病気がひどくなったし自殺は未遂で終わるし内臓ぼろぼろになったし無駄な一年だったよ、だから待っててね。今年は本当に無駄な一年だった。好きなひとに捨て…

泣きついてもこの面じゃあね

卒論できなくて大学卒業できない説が濃厚。中退はしないつもりだけど。統合失調症からくる認知機能障害で、脳の機能落ちまくっていて論文がまったく理解できないし、バイトレベルでも働ける気しない。障害者年金、親の死後はナマポになるしかないのかしらね…

君はもう長くはない

自殺未遂する直前の文章 死んだ友達二人のことを考える。 正確にはひとりは失踪だけれど。 薬の副作用なのか、病気の症状なのか、健忘がひどくて、バスへの乗り方もわからなくなり、スタジオに練習へゆくのにベースを忘れていた彼は、きっとあのまま生きてい…

君はもう長くはない

安酒とありったけの薬を飲んで眠った。 わたしが暴れたので両親は気が付いたらしい。 薬を飲んだら暴れるものなんだ、ふうん。 以前にオーバードーズをしたときも、「お父さん、お母さん、助けて!」といて、暴れたものなあ。 結局病院に一泊二日(記憶はな…

スペイン坂でさようなら

その日別れる男の子に赤いワンピースを買ってもらった8月の終わり。 ポニョみた〜い! 弾き語り女性シンガーに取り囲まれた平賀さち枝のライブはギター一本で魔女たちに立ち向かってゆくようなことを思わせたよ 明日は昔好きだった人と飲みに行く 今でも好き…

21世紀においては人死になんてたいした問題にもならないのだ、スネに傷を負っているふりなんかにはもうみんな飽き飽きしているんだから。

わたしのいちばんたいせつなひみつ

いやな気持ちばかり。自分がそんなに浅ましく卑しく見えるなんて思いもしなかった。首でも吊った方がましだわ。絶望の国だわ。

うみのて

現実的に考えて逃げるなんて無理ですよね、ここが人間の体を蝕むような土地だとしても。

わたしの体にはいったいどういう価値があるんだ?と考え続けている。さいきん。ひとに嫌われたかも―。でもいいや。 最低の、ごみくず野郎になっても生きてやる。 あなたは、そろそろちゃんと避妊しなさいよね。 新しいことを始めるのはとても恐ろしいことで…

自分で絶望してる癖にね

学校からログインしてブログ書きます(だせー) 今日は久々にきちんと起きて体調も良いけどこのごろは調子を崩してばっかりだ 遊びにもうかうか出られないのだからこれは相当なものだ (体を壊してでも遊びに出たいと思っている自分がさいきんは養生している…