2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

澁澤龍彦より画数の多い作家、いるのかしら。 線の密度としてはこれ以上の人はいない気がする。 わたしはしばらく澁澤「瀧」彦だと思っていて、もっと余計な画数を加えていたけれど。 図書館で「太陽」という雑誌の、澁澤龍彦特集・1991年4月号を見つけ出し…

落ち着いたらライブをみにゆきたい方たち ・バイナリキッド ・水中、それは苦しい ・知久寿焼 ・パフューム ・ゑでぃまあこん ・角煮 ・ゆらゆら帝国 ・太平洋不知火楽団 ・サーティーン ・ぐしゃ人間 ・ジョン(犬) ・原マスミ ・柳原陽一郎 ほかにももっ…

さよなら宇宙時代

家のメダカが続々と卵を産んでいて、それが次々と孵化する。 母親はこれを喜んで、子メダカたちを別の容器に分けて育てている。 大きな金魚鉢を上からのぞくと、3mmか5mmくらいしかない魚たちがたぶん数十匹、滞空するハチドリのように胸びれだけを細かく動…

お知らせ

半年ばかりかかってようやくつくった無料のミニコミ誌「はらいそ」を、配布しはじめました。 現在配布している場所は、西荻窪ニヒル牛2さん、中野タコシェさんです。 今日の午後には下北沢古書ビビビさん、今週土曜には西荻窪ニヒル牛さん(2ではない方)に…

忘れさられて、あるときすこしながめられて捨てられるメモ書きでいたい 切ない

内臓

近頃、気ばかり焦って、みっともない髪型のわたしは、ほかの女の子たちの体のことばかりが気にかかる。化粧を一度もしたことがないような女の子の、すこしふくよかな太ももがかく汗のことを考えている。 教室のブラインドから青ざめた光が透けている。日はま…

鏡地獄

言及したい、または言及するというそのこと自体が自意識過剰。だから何を言ってもそれが反射を重ねて絡まってくるし、話せば話すほど足を取られる。変わっていると言われたくない。つまりは変わっていると言われたい。そういうひとになりたくないから、変わ…

踊る

YMO - Taiso まとわりつく自意識さえも、若さ若さなんて、いいこなして、後ろめたさなく存分にてらえばいいのではないの。遺憾なく発揮せしめればいいのではないの。わたし。

日記

実はわたしの家ではイモリを飼っていて、一時期その水槽が食卓へと置いてあった。わたしの家族は食卓にイモリがいても、へいきでその顔を眺めながら食事ができるようなひとたちでわたしも同じだ。 その一時期に、真夜中ひとり起きてインターネットをしている…