日曜

たぶん文学フリマの会場にあとすこし居れば、ここのつながりで知っているような方々何人もと会うことが出来たのだろうと思うけれど人が多くて、軽くサークル一覧を見ても興味をひかれるものもなくてすぐに出てきてしまった、コミケだと、たとえばカタログでもサークルカットの絵柄で、視覚的なところで判断してすぐ目星をつけることができても、文章だけだと事前に多少情報がないと興味を引きづらいからきっといくつか面白いものもあったのだろうけれど、わたしはとにかく見落として、目当てのid:june-uの純さんやid:blackbrakeのみやこさんの本だけ買って、純さんに挨拶して帰った、自分のはてなのidを口に出していって、気恥ずかしかった。ちゃんと自分自身に芯を持っているような、年の近いひとや女の人に向き合って感じるどぎまぎした感じがわたしにはあって恥ずかしかった。会場を出て、体調が悪いので帰ります、と会えるかもしれなかった方々にメールを出したけれど体調が悪いというよりか人が多かったので帰ったのだった、送ってから素直に書けばよかったのに、と思いました、ごめんなさい、いずれにしろここには素直に書いてしまうんだから。fは人の多いところへゆくと、斜め45度に視線を固定して上の空になってしまう、私もそう変わらない。とはいえ以前は私の方がその感じは酷かったのに、接客業のアルバイトを経て多少改善されてからは、あちらの方が酷いように思う。
fはわたしが別れるだとかなんとかまた一悶着起こしたせいでぐっと痩せたらしくズボンの尻がぶかぶかになっていた、その話を知り合いに言うと「いやな女だ」と言われた。痩せたり太ったり繰り返しているのも、一気に老けこんだのも全てお前のせいだとfも言う、自分でもそうだと思う。許されているってこういうことだろう。甘えられるってこういうことだろう。やりすぎか。


ビューティーコロシアムをみていると、人生はうまくゆかなくて、何かがたちどころに良くなって劇的に逆転することなんてないんだ、と思えて安心する。