2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

寄せ書きというのは素直な送 別の言葉が主であろうとは思うけれど、その裏からいやなにおいをさせているものはたぶん少なからずあって、感傷的な気持からではなくじっくりと読むことが避けられる。自分は8ヶ月、使えなく、人に馴染まないアルバイトであった…

刺繍になりたい

すりきれて、事実の記録となりきる前に、あの季節を持ち帰りたい 刺繍になって遊んでいたい

桜よりすこしはやく木蓮やコブシの勢いよく白く花をつけるのが好ましい。新宿ではその清々しい白い花もなんとなく瀕死であったけれどそれでもさくらやの電気を尻目に夜の中妙に白く明るかった。家の近所でまだあまり花もなく殺風景な農家の敷地の針葉樹の間…

ねこはいつも探検するものの足つきで進む

真夜中のテレビに木村カエラが映っていて、そういえば小学校の保健室の先生は若くてかわいくて木村カエラに似ていたな、と思いだす。わたしが小学1年生のときに新任だった先生は、このあいだ会いに行った時もまったく変わらず若くて笑顔の目尻と口元が木村カ…

習作 とでも言っておきます

まよなかてきとうにかいたはなし

やがて、朝

やがて朝が来ると信じている、わたしは石のようにじっと時間をのみこむ、あなたをのみこむあなたをのみこむ、だからなにもしない。

はてなスターの画像を苦労して歯にした、よわよわしいおばけのようでかあいらしい。と思うのだけど。よければパソコンからアクセスしてみてください、かわいいから。

強いストレスに屈していた一日、別段何もできず、体をおりまげて、自分を呪う言葉ばかり、自分に向けて音になって溢れだしてくる。死ねばいいのに、首を吊って死ねばいいのにどうしてあのとき死ななかったの?そういった言葉が半ば意思と関係なく、以前にし…

まあいいや、まあいいや、と呟く さよなら

いつまでもなににでも期待を捨てきれないことを能力だと思いたい、何度失望させられてもまたあなたの腹の上に這い上がってゆけるわたしです。

成り立つかな?

ひさびさ学校へゆく時間に起きて、春の朝の静謐なのに驚く。 洗面所や居間に満ちている暗い光に驚く。 おそらくあたたかいぶん、冬より春や夏は、朝も僅かな早い時間を過ぎるとすぐ空気が濁ってしまうのだろう。 さいきんは遅く起きてばかりだった。 ひとり…

以前は、新聞に比べてインターネットが目新しく面白いものであったのだけど、最近はまた新聞ばかり読んでいる。毎日あれだけの量の完成された文章が手元で読めるのは嬉しい。新聞の文章は意見の結論をだいたいは明確に提示しているので、そういうことのでき…

だれか・どうか・わたしを強い力で引き摺ってくれ

世界はわたしの蚊帳のそと

読み始めることは何度目かではあるのだけど、今日から改めて読み始めた『うたかたの日々』は、古い本の印刷によくあるもので、印字がひとつひとつ紙にインクと形を押し付けられていて、指先でも読めるような明朝体だった。95年発行の本で、初版は79年と奥付…

彼は指をなめて、頭の上にかざした。だがすぐに下ろした。天火の中のように熱いのだ。 「空気の中に、恋の気配がある。ものすごい熱さだ」と、コラン。 「私は立ち上がる。お前は、彼は立ち上がる。我々は、あなたは、彼らは、立ち上がる、立ち上がる、立ち…

音楽の夢をみた夜があった。ずっと頭の中でなにかの音楽が勝手に鳴り続けていた。その音楽は忘れてしまった。知らない音楽だった。 親指や人差し指の爪をのばして、互いの指先に食い込ませて遊んでいる、虫刺されに十字をつくる要領で。そうしていないと声を…

Wコウジ

昼間出かけようとすると、すっかり光線の質が春のそれで、青いオオイヌノフグリがびっしりと畑に咲いていた。 日中、高円寺や西荻窪をうろついた。 西荻窪の公園に行くと、いつもブランコを漕ぐ。ブランコは脳味噌が揺れるような気がして気持ちがいい。ベン…

わたしの知っている場所とは違うところに あなたの現れたのに驚いて、 わたしは 自分の心臓の位置を確かめたく なったのです。

期待したら、した途端駄目になるって、ちゃんとわかっているのに。

自己嫌悪

4日(水) 7時fとメール、9時s君とメール、10時試験、11時t君とhと帰る、電車のなかでいやなことを思いだし会話と関係なく奇声あげる、12時勉強、勉強、勉強、21時帰宅、夕飯、22時fから電話、ミニコミ誌の原稿二件届く、電話、電話、25時深夜アニメを消音で横…

つめたい足の先を丸めて、せん水するように粘膜のなかへふうじこまれてゆく、わざと

明日も試験? そんなことは知らないよって顔をして布団に潜り込んでいる危険な午後。 いやな思い出ばかりが頭によみがえってきて、ひとりの部屋で声をあげてしまう。失敗の思い出は、どれだけの時間が経てばわたしを苦しめなくなるのだろう。幼稚園生のころ…

生活がしたいの

足さきで気をつけて探ると地面はべとべとした液をあちらこちらからしみ出させている。春だった

スカートの長さについての覚書

スカートの長さについて。 わたしの身体は全体に形が崩れていて、調和がとれていない。上半身と下半身では、上半身で貧弱に肋骨が浮き出ているのに対し下半身は豊かすぎるし、足全体でも、足首だけが妙に細いのに対してふくらはぎやふとももが太すぎる。人が…