今はとても、頭の中が、ずっと静かだ。
死んでしまおうか、と、この頃はまた考える。けれどもそれはもはや以前のような切羽詰まった感情ではなく、とても静かに、当然のことのように、思う。
以前のように、強く、「生きていたい」とも思わない。ただ、時折おだやかに幸せを感じる。
「この世はわたしが思っているよりもきっとすこしだけ良いところであるから、もうすこしだけ生きて面白いことをしてみよう」というのが、さいきんよく口にしていること。
そうしてまたわたしは、もっと良いこと、もっと良いものを、と資本主義社会的に求め続けてゆき、最終的に破滅する。もう、そこまで視えている。
けれどそう思わなければわたしは死ぬしか道がない。そう思わなければもうわたしは寿命を迎えているに等しい。生きている理由が何もない。髪が抜け花が枯れるようにごくごく自然に死んでしまう。だからいまわたしが自殺を図ったとしてもそれは老衰で死ぬのと変わりない。摂理だ。
静かに、日常の匂いで、「死んでしまおう」という考えがぴったりと寄り添って離れない。
何もかももう億劫だ。
できれば殺されたい。
けれどまだ欲のあるうちは生きる。


こんなことを書いているからって、決して特別調子が悪いわけではない。普段から感じていることを今アウトプットしただけのこと。だから大騒ぎしないでね。