夢の二

叔母の家が川べりにある。
(川は小学校の近くにあった川に似ていた。)
洗濯機が外に据え付けてあり、叔母と談笑しながら開けてみると、女の長く大量の髪の毛があり、そのなかに白いちいさな手指が覗いている。死体だった。
わたしは一瞬の隙をついて、叔母が証拠隠滅をしないように、その死体を紙袋へいれて、数メートル下にある川原へ放り投げた。
案の定、叔母は洗濯機を回しだした。
しかし、通報をすると、わたしが警察に疑われるのではと不安になり、通報をためらう。
独特の冷たさと重さが手に残り、乱暴な扱いをしたことで、女の死体にも恨まれるのでは、と不安になる。