悲しい気持ちでにやにや歩く

実在ではあるけれど架空の対話者をつくりあげて話ばかりしている。たいていわたしたちは実在ではあるけれど架空の状況で隔てられて話をする。カウンターや電話や音楽はわたしたちを隔てる。そうしてわたしは対話者がわたしでないような気にさせられる。しゃべりたいんだもっと。