電車に乗っていたら、電車の向かう方向の天気が悪かったのか、それともわたしが電車に乗っている間に天気が悪くなってきたのか、目的地に近付くにつれて天気が悪くなっていった。
目的の駅につくと結局雨はザーザー降っていてわたしは傘を持っていないので制服のままびしょぬれになったのであった。
というのは嘘で地下道を通って予備校まで行ったので本当はまったく体を濡らさずに済んだ。
良かった良かった。


どうしてみんなそんなに自分以外の人間のことに(表面的には)本気になれるのかな。自分自身のことも含めて不思議でならない。少ない、いくつかの例を除いて。
あなたはわたしではないしわたしもあなたではないからお互いにしてやれることは何一つないのに。
そんなものは結局すべてフリルのついた暴力でしかないってこと。
どうしてあの子がそんなに何かを正そうとしているのか、よくわからなくて、怖い。
自分が納得したいだけの自慰じゃないの。
くれぐれもわたしの大切なものを傷つけたりしてくれませんように。そんな風にしか考えられないわたしは世界を閉じすぎているのかもしれない。