くたばれ、世界の終わり。


この頃はライブハウスに行くことにとても飽きてしまった。知り合い以上友人未満のひとたち、ぬるい笑い、ひとをいじめないこと、そういったことに嫌気がさしていて、一昨日、それでも足を運んでみたら、やっぱり嫌気がした。
大きな会場で、たくさんのお客さんの前でやるときだけ、足を運びたいと思った。
(TOKYO NEW WAVE2010は最後まったくだれていたけれど最初はかなり感動的なイベントだった、大好きなバンドたち、お客さんでいっぱいの会場、わたしは太平洋不知火楽団やスイセイノボアズで何度もダイブした、あれは本当に気持ちが良かった。)
UFOCLUBのあのぬるい、悪い空気と赤色の光、緑色の光、もうわたしはいやになってしまって、11月にはまたイベントもやるけれど、いやになってしまって、いやになってしまって、枯れた笑いしかできなかった。
わたしは音楽が好きではない。そう思った。
一番最初のバンド、昔、すこしだけ付き合っていたひとつ年上のかっこいい男の子が、誰に見られるでもなくひっそりと無意味にベースを壊していたのだけは良かった。
彼は今度結婚するようだ。


39度の熱を出しているときに男の人に付き合ってくれと言われた。馬鹿馬鹿しい、少しくらい話を合わせた程度のことで。
いつもこうだ。いらないものしか手に入れることができない。洋服かけには着たくもないような洋服しかかかっていない。
別れたひとのことを毎日夢に見る。忘れてしまうけれどなにかしら見る。
二年ぶりぐらいだろうか左腕をすこし切る。
一番なりたくなかったものにしかなれない。