わ た し は な に も し な か っ た 

大学にはいってから酒を飲む機会が増えた 誰かと飲むから量も増えた 酒の失敗というのをするようになったそれは自分の痛みを自分のために費やすことが少なくなったということだ 耐えきれなくなってアルコールを舐めて眠るようなことは少なくなった
だからどうだっていうんだ?

17さいのころわたしはまわりのやさしいおとなたちがなくしてしまったものをすべてもっていると知っていた。それは不幸なことだった。わたしはちょっと悠長に構えすぎていた。傲慢になりすぎていた。なにもかもうまくゆくと信じすぎていた。よくあるはなしだ。だせー。不幸は三日で飽きる。書いてて馬鹿馬鹿しい。