キララは夜空の三等星

まだ蝉鳴いてるけど というタイトルで日記を書こうと考えていたのに、さすがの緑深い世田谷の蝉も週末のあいだに死んだらしかった。
まさに昏倒、といった風にふと眠ってしまう、昨日もそうだったし、今日もそうだった。脳みそが強制終了される感じがある。なんとなく布団の上にいるうちに気がつくと眠っている。あたたかい自分の腿の内側に腕をつっこんで寝ている。起きていると暇なのでだいたい死ぬことばかり考えてその発想の貧困さだとかにうんざりしてしまうので眠っていた方が全然いい、たまに面白い夢を見ることもあることだし。眠ったり本を読んだりしている方が生きていることよりたいていずっと面白い。こういうことを言うこと自体がまだ思春期なのだと思う。季節の変わり目だとも。
ひとりごとに友達の口真似をして自分を慰めるようになって、いよいよ駄目だと思う。
そういうわけで20時に目を覚ましたので高円寺にゆくことは到底無理で21時からの知人のライブはゲストにしてもらっていたようなのに断念した。第一財布に数百円しか入っていないのだけれど。あああ。