アニー・リボヴィッツの撮影だという、暗殺の数時間前に撮られた、ジョン・レノンオノ・ヨーコに裸で赤ん坊のように抱きついている写真というのを、初めて見た。無知なわたしがこういったことを言うのは正しくないとは思うのだけど、クリムトの絵に、エゴン・シーレの空気を取り込んだかのような写真だった。(わたしに言わせると、すべてその二人の絵にたとえられてしまうような気もしなくはない、それしか知らないから。)
にしても素晴らしくて、2月に公開されるこの人のドキュメンタリーというのに興味を持った。ヘンリー・ダーガーのドキュメンタリーもみにゆきたいので、普段からあまり映画をみるわけではないのに、立て続けにドキュメンタリー映画を見ることになりそうだ。