されたがっている

化粧がうまくいっている顔が好きなので、もう眠るのに化粧を落としたくない。化粧をしている顔が自分の顔なのだと思いたい。
下北沢の駅で学生がたくさん死んでいるのを昨日見た、金曜日だったからだ。みんな自分よりも年上だったけれど。
若い、元気で声の大きい、健康的でオシャレな男のひとたちとお酒を夜遅くまで飲むような女のひとたちは、みんなフィールヤングの漫画に出てくるような感じだ。
そういう女の子になりたかった。
もう本当に駄目なので、早くジョンさんに占ってもらいにゆこう。
口先だけで話すことの快感があって、唇をぱくつかせることの気持ちよさだけで昨日も今日も相当に自分はしゃべった。驚くほどにしゃべった。今日は酔っていたので話している内容もひどくて、「ヘソはおさえておかないとタニシが入りこんできて住みつくから気をつけないといけない」だとか言っていた。その合間ずっと「よくないな」「よくない」「よくないな」と言って、自分は、気がついてほしかった。
うあー渋谷で近藤聡乃さんの展覧会やっているみたい。ゆきたい。
あ 渋谷ではなくて中目黒でした。