四月怪談

朝5時、胃の気持ち悪さと腹痛に目を覚ます。体が熱くて、もう一度は眠れないだろうと思われた。昨日は朝の5時まで眠れなかったと言うのに。
昨日バイト先で買った、大島弓子の「四月怪談」の中の「金髪の草原」を読んでいたら涙が出た。読んでいる間、片思いをしているような気持ちだった。恋を失ったりしたいな、と偶に思う、失った恋の記憶をなぞって泣いたり出来たらそれ以上のカタルシスって無い。
中学生のときに初めて好きになったひとは今なにをしているんだろうな、と考えるのは愉しい。それでもってわたしはいつも、そのひとにもう一度だけ会って謝れたらいいな、と思う。