2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

地獄の花

少女についての描写で「花の咲いている部分でだけ話している」という言葉が頭について回るのだけど、それが自分の言葉なのか小説か何かから得た言葉なのかがわからない。知っているひと、いますか。

猫が笑ってる眉毛をくねらせて

インターネットというのは本当に便利で、このサイトで検索をかけたところ、学校のすぐ近くに古本屋があった。良い古本屋はどうしても電車代を自腹で出さないと行けないところにばかりあるので、せっかく持っている定期の有効な範囲で良いお店のみつかったこ…

さはれ

二元的にしか動けない。上か下か良いか悪いか好きか嫌いか、そういう判断しか出来ない。 気持の揺れに縦揺れと横揺れがある。縦軸が気分の浮き沈み、横軸が意見の左右され方。それで中間地点というのが発生するとわたしは困ってしまって、その枠自体を壊す。…

浸透圧

qpさんの個展を新宿まで見に行った。qpさんとは以前にとりの絵の交換というのをさせていただいて、個展が行われているのも知っていたので行こうと思っていたところに思いがけずDMが届いて嬉しかった。 正午の新宿はゴムの焼ける臭いに充満していた。太陽がア…

奪われるのを待っている。

ウェイパーだけあればスープがつくれるから、あなたにスープをつくってあげることができる。 だれだよyahooから「やがて、朝」で検索してきているのは。

五月

言いたいことは何もありません。

待つのは得意なので、体毛を剃らずに伸ばす。

Uターンするひとはこわい

街中で急にUターンするひとを見るのは怖い。明らかな目的をもっているような足取りで、足早に歩いているひとが急に身を翻して元来た方向へ同じ速さで戻ってゆくのを見るのは怖い。外側からみているそれには脈絡がみえない。だから怖い。リモコンで動いている…

出来が悪い

本の内容は机上の空論でしかない。だからこそ現実以上を感じるし、ときには生活にとって意味がないとも思う。 小説では、得られる情報が限られているからこそ情景のすべてにピントがあってしまう。その感じの方が現実よりも現実らしく身に迫る。(きっと子供…

のどぼとけ

あるところにわかいおんなのこがすんでいました。 おんなのこはじぶんがひとりぼっちで、さびしいとおもっていました。 あるひおんなのこは、わきのしたにおおきなおできができているのをみつけました。 まいにちおできはおおきくなってゆきましたが、ふしぎ…

虫2

真夜中小さな明かりをつけて文庫本を読んでいて気がつくと、ページの上のところに小蝿くらいの大きさの、小虫というには大きな虫がとまっていた。ページをめくって本を読み続けてもいなくなる気配がないので放っておいた。本を読み進んでゆくにつれて虫のと…

虫1

なぜか居間にポリタンクがあって、大きさが手頃なので抱きしめてみると、取っ手のあたりをちいさな赤い葉ダニが歩いていた。指で押しつぶしてみるとたぶん半分につぶれてぴったりポリタンクの表面へはりついてしまっているにも関わらずまだ足だけが歩こうと…

さァよみがえれ美しき日々

だいたいからして丸尾末広を読んでいる女というのがいやだな。気持ち悪いな。 髪が濡れたまま昼寝して目を覚ましたら童貞厠之助みたいな髪型になっていたよー、あはは、なんて電話がかかってきて言われても困る。今日言ったけど。

またもや

暗い道を歩くのにすっかり慣れていることに驚いた。誰もが避難したあとのような住宅街を、写真を撮りながら歩いたりもする。それでも後ろから何かついてきているのではないかという不安はいつもある。 昨日は新宿へ朝早く向かって、夜行バスで北海道の実家か…

あてつけとかでなくってね

初々しさ?というひとことにしてしまいたくないけど わたしのまわりでそんなふたりぐみたちがたくさんいて それぞれそのあいだで電気の流れるような感じをさせているのかと思うと誰にともなく拗ねたくなる わたしが拗ねているのをみてほしくなる

何らかの理由で

モノスゴイ夢を見てしまった 夢で達成されてしまって、困った わたしの夢は気が利かない